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息子の嫁はわたしの妻  1 (ひろしです)

[6405] 息子の嫁はわたしの妻  1 ひろしです 投稿日:2005/08/07 (日) 10:06
あれはもう20年ほど前のことです。
夜中1時ごろ、突然家のチャイムがなりました。私と妻はもう眠っていたのですが、私は起き上がり、玄関へ行きました。
「はい、どなたです。」
「、、、、、、」
返事はありませんが、扉には確かに白い影が映っています。
「どちらさんですか。」私は、そういいながら扉を開けたのです。
「早苗さん、どうしたこんなに遅く。」
「、、、、、、、」
「まあいい、さあ、早く入んなさい。浩二はどうした。何かあったのか。」
早苗さんは当時29歳、息子の浩二33歳の嫁で、おなかの中には浩二の子供がおり、妊娠6ヶ月だった。早苗さんは、目から涙を流し、うつむいていた。
しかし、突然、「お義父さん、、、、」といい、私に抱きついてきた。
「どうしたんだ、早苗さん、、、おおい、お母さん、ちょっと来てくれ。」
私は息子の嫁を抱きとめ、妻を呼びました。そのときの嫁の温もりや感覚は、今でもはっきり覚えています。嫁が落ちつき、聞いてみたところ、息子の浩二が浮気をしているということだった。
「そうか、それは大変だな、でも、今日はもう遅い、早苗さん、今夜はここへ泊まりなさい。明日わたしが、浩二に話しを聞いてみるから、」
わたしはそういって、早苗さんを家に泊めたのです。
翌日、わたしは息子と話しをし、もう二度と浮気はしないということで、早苗さんに納得してもらい、うちに帰したのです。
それからは何事もなく、無事早苗さんは子供を生み、わたしたちの孫ができたのです。
結婚して、しばらくは出来ず、6年目にやっと授かった孫に、わたしたち夫婦もとても喜んでいました。
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