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エスカレート3 (ばん)

[8179] エスカレート3 ばん 投稿日:2005/11/29 (火) 22:11
ドアを押す手が、既に震えていました。
のどの奥にはものが詰まっているかのようでもあり、唾液がうまく飲み込めません。
心臓の鼓動は早くなり、ふらふらでした。
部屋の中に入ると空気は湿っていました。二人の浴びたシャワーのせいなのか。バスルームの前の細くなったところを抜けて、奥のベッドのあるところヘ足音を立てないように
ゆっくりと進んで行きます。
心臓の鼓動は早くなり、ふらふらでした。

耳を澄ますと、
男女のハアハアと言う息づかいが、ほの暗い部屋に響いているのがわかりました。
瞬間めまいに襲われ動けない。
その代わり今まで緊張で萎えていたペニスに、どんどん充血していきます。
やっとの思いで歩を進め、ベッドの見える位置にくる。
ここからの刺激は僕とって強烈すぎました。
嫉妬と興奮で頭がおかしくなりそうでした。

家内は仰向けで黒い皮の目隠しをされていました。
家内の白い肌、黒い目隠し、赤い唇。薄暗い部屋にそのコントラストが眩しかった。
手枷をはめられた両腕は頭の上に。

家内は快感に身をよじり、半開きの唇は彼の唇を求めさまよっていました。
もうすぐ二人絶頂が訪れることは明白でした。
二人は声を押し殺し、あえいでいたのです。

彼氏は両腕で体重を支えるのやめて、体を密着させます。
家内は彼氏の首に両腕をまわして、唇を求めました。
激しく唇を吸いあい、舌を絡める家内を見て、息ができなくなりました。
次の瞬間僕のペニスはさわりもしないのに、射精が始まったのです。
凄い勢いで尿道をザーメンが走っていくのがわかりました。

目の前では、
家内が絶頂を迎えたようです。
彼氏にしがみつき一緒に来てと叫びました。
それを聞いた彼氏も、奥さんと叫び
彼の腰が2度3度と激しく突き上げて果てました。
二人は放心状態で全然動きません。

僕も限界です。二人をそのままに部屋を後にしました。
取り乱した僕は
部屋を出るとき音を立ててしまったかもしれない。
気づかれたかどうかはわかりません。

とにかく僕は
ロビーのトイレに駆け込んで、ズボンを下ろし
パンツについたザーメンを拭います。亀頭を拭くとその刺激でまた勃起したのです。
44才なのに。

先ほどの光景がフラッシュバックします。
そこでハッとしました。彼氏はちゃんとコンドームを付けていたのか。
僕は興奮のあまり確認していませんでした。

不安と興奮が入り交じり、そこでオナニーをしてしまいました。
数分ともたずに射精が始まりました。
今にして思えば、
こんなに気持ちのよいオナニーは、はじめてだったのかもしれません。

そこからどうやって家にかえったかは、覚えていないんです。
気持ちを静めようと
ただ酒を浴びるほど飲み、寝てしまいました。

ソファーの上で目が覚めました。
家内は帰っていません。
約束の時間はとうに過ぎていたのに。
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