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私の罪・妻の功 9 (山城)

[9225] 私の罪・妻の功 9 山城 投稿日:2006/02/25 (土) 21:27
沢山のレスをありがとうございました。
これからまた続きを書いて行こうと思います。
旅行の話が3年前です。それから現在に至るまでの話なので長くなるかと思いますが、
おつきあい頂ければ幸いです。

叔父の会社の忘年会兼慰安旅行で、私は漠然と抱いていた叔父と妻に対する、
不信感・違和感・不安感という感情を、現実の行為として目の当たりにしました。
叔父と肉体関係を持ち、しかもそれは昨日今日始まったというような、
不自然さを感じさせるものではありませんでした。
ただ、初めて目の当たりにしたその夜の、妻の姿を見る限りでは、
決して妻が好んで叔父との性関係を持っているのでは無い・・・という印象を受けました。

私の先見の明が無いばかりに、会社を債務だらけにし、倒産・・・夜逃げか首を括る・・・
そんな状況まで陥り、ワラをも掴む思いで叔父に援助を乞いました。
叔父は借金返済のみならず会社整理までやってくれ、私は職を失う事無く、
叔父の会社に雇ってもらう身となりました。
そんな状況の中で、妻は金銭の受け取りなど私の代わりに、叔父と接触する機会が増え、
経理事務の名目ですが、実際は叔父の秘書のような仕事をするようになりました。
妻は、夫の私が言うのも手前味噌ではありますが、当時31歳になる少し手前、
ずば抜けた美人とまではいきませんが、人前に出して恥ずかしいような容姿でもありません。
その妻を、親戚の間で好色として、鼻つまみ者の扱いをされてきたような叔父に、
深く関わらせる事には不安があったのも本心です。
叔父は、二度離婚し、その原因は全て叔父の女性問題でした。
自宅とは別にマンションをいくつか持ち、愛人との多重生活を送る日々だったようです。
女は男の性のためにのみ存在する・・・私がまだ20代前半の頃、親族の集まりで、
公然とそう言い放つ叔父の言葉を何度も耳にしました。
そんな叔父です・・・甥っ子の嫁といっても、その本性を剥き出しにする可能性は
否定できませんでした。

今にして思えば、それをわかっていながら、妻を差し出してしまった・・・
妻と私の生活の為と言い訳しても、実際はそういう事になるのでしょう・・・

話を3年前の旅行の夜に戻します。
叔父と妻の性行為を覗き見した私・・・
叔父は直前まで妻の膣内を陵辱し、最後は尻に放出しました。
それを拭き取るよりも先に、妻は当たり前のように叔父のペニスを口に含み、
残った精液を搾り取るように後始末までしていました。
私とのセックスでは、一度たりともそんな行為をした事は無く、それを求める事もありません。
セックスの後は自分で拭くのが当たり前でした。
妻はそのまま叔父に浴衣を着せ、帯まで締めてやり身支度を整えてから、
やっと自分の尻と膣を拭き浴衣を着込みました。
そんな妻の姿を私は呆然と見つめていたのです。
叔父は時計に目をやり、飲み直すために旅館内のスナックへ行くと、妻に告げました。
私はそのあたりでやっと意識を取り戻したような状態になり、襖を静かに閉め立ち去りました。

一人部屋に戻り、眠ってしまおうと思っても、なかなか寝付けません。
その時、私の携帯が鳴りました。
妻からです。
電話口からは、妻の声が聞き取れない程に、カラオケの歌声と人の笑い声が聞こえてきました。
その時の私には、自分を蔑み笑っている叔父達の声のように聞こえました。
妻は、「社長があなたも誘えって・・・一階のスナックで二次会してるのよ。会社のみんな
集まってるんだけど、あなた居ないから私心配しちゃったよ・・・」
しらじらしい妻の言葉に、怒りと嫉妬で声を荒げそうになりました。
しかし結局それすらもできず、私は気分が悪いから・・・と断り、妻に一言だけ声をかけました。
「宴会の途中で居なくなったけど、どうしたの?」
私の言葉に、妻は返答を困ったようでした。
「私も気分が悪くなって・・・部屋で少し休んでたの・・・」
当然といえば当然の嘘が返って来ました。
妻のどんな返答を期待してそんな事を聞いているのか・・・私は、自分自身が情けなく、
「あんまり飲みすぎるなよ。」と声をかけ、電話を切る事しかできませんでした。
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