[590] 温泉交歓旅行2 コキュ 投稿日:2003/08/11(Mon) 21:23
私はAさんがどの程度、奥さんに承諾を得ているのかを聞くために
奥さんをフェリーのデッキに連れ出しました。
すると私が聞く前に私の肩に頭をもたれかけてきたのです。
そればかりではありません。奥さんの方から私の手を握ってきまし
た。どぎまぎしてしまったのは私の方で、もう承諾もふんだくれも
ありませんでした。
「どうしたの?すごい汗」奥さんに見透かされたようで、バツがわ
るかったのですが、手の平の汗をズボンで拭っても後の祭でした。
「ちょっと、二人で酔いを覚ましましょうよ」そう言って、奥さん
は私の肩にもたれながら、私の手を握ったり摩ったりとモーション
をかけてきました。
「あの…。こういうこと、、構わないのですか?」我ながら陳腐な
質問をしてしまったものです。
「ええ、勿論。私達はそのつもりよ。それにあなたのこと、嫌いじ
ゃないし」奥さんのストレートな答えに、ちょっと肩透かしをくら
ってしまいました。私は口説いて、落とすスリルも味わいたかった
からです。
あまりにすんなり行くと面白みに欠けるなんて言うと怒られそうで
すが…。
そうこうするうちに、船室に残してきた妻とAさんのことが気にな
りはじめました。
まさか、、私の予想はことごとく的中してしまうのでした。
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