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偶然と必然4 (ゆうさく)

[10854] 偶然と必然4 ゆうさく 投稿日:2006/05/25 (木) 21:18
あの晩から家内は変わりました。
私の問いかけに素直に応えるようになり、
しばらくは家内の寝物語に激しく興奮する日々が続きました。
特に私を興奮させたのは、家内が肛門性行をしていたことです。

私には、はっきりとイメージできました。
家内がベッドの上で後ろ手に縛られ、膝立ちで天井から吊られている姿を。
家内は振り向き、男に甘えるように言うのです。
お尻に入れてと。

後背位で家内を抱いているときに、
そのフラッシュバックに何度も襲われました。
オマンコの上でヒクヒクとうごめく肛門はヒダが乱れていました。
きっと、彼氏との行為の中で得た快楽の代償でした。
そして私の妄想をおこさせるスイッチになり得たのです。

私が肛門に親指をあてがうと、家内は激しく反応しました。
膣はペニスを締め上げ、肛門は指に吸い付くようでした。
愛液を塗り込んだ肛門は、楽々と親指の根本まで飲み込むのです。
どっちの穴がいいんだという問いかけに
何度もお尻がいいと家内は言いました。

私はペニスを肛門の入り口にあてがい、
グイグイと押し込もうとする。
まだ少しかたい肛門はそれを拒みます。
しかし家内は狂ったように悶え、その喘ぎ声に反応し
興奮のあまり
亀頭は括約筋の輪をくぐることなく
射精してしまうのでした。

何度試しても
性行中沸き起こる妄想は射精を促し、
肛門性行をねだる妻に、
応えることができませんでした。

本来ノーマルである私がSの役割を演じるのには
無理がありました。
お互い不完全燃焼と言うべきでしょう。
特に私はどうしても、
SMで乱れている家内が見たいと思うようになりました。
それが家内の本当の姿だからと思ったのです。

そんななか古本屋でSMの本を物色しているときに
私は夫婦交換の月刊誌を手にします。

他の男性に妻を抱かせるという行為に、
衝撃を受けました。
そして家内を昔の彼氏に抱かせるということが、
瞬間にひらめいたのです。

嫌悪の念とどうしようもない興奮に
交互に襲われ、そのことが頭から離れなくなったのです。

切り出すまでが勇気がいりました。
家内は激しく動揺し、かたくなに拒否しました。
しかし心とは裏腹に、家内の肉体は反応していました。
私は見逃さなかった。そして私は執拗でした。

性行為のたびに家内にそのことを思い出させました。
いつしか肉欲が理性を越える瞬間がやって来ます。
興奮状態の家内は、「してみたい」と私にしがみつき果てました。

絶頂を迎えた二人に沈黙が訪れます。
家内は私の目を見て、あなたは後悔しないのかと聞きました。
後悔などしない。
僕の返事を聞いて、家内は受話器を取りました。
僕たち二人は欲望に突き動かされ、一線を越えようとしていました。
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