[13368] やりきれない③… 《ユウ》 投稿日:2006/10/01 (日) 07:27
直接自分と接している田所先輩も周囲の人間と連動するように徐々になんとなく冷たくなっていくようでした。
自分はといえばとうとう完全に萎縮してしまい会社内では誰に対しても顔色をうかがい『NO』といえない人間へと気づかないうちに変貌していきました。
そんなある日今年夏8月下旬嫌々出席した会社の慰労会、その席で自分は普段のストレスからか酒をムチャ飲みしてかなり酔っ払ってしまいました。帰宅時間は既に夜10時を回り帰宅する為にタクシーを呼び多少遠回りになりますが田所先輩と相乗りをして自分が途中下車する形を取りました。
車中眠い目をこすりながら田所先輩の「仕事に対する姿勢」などうつらうつら聞いていると『だからお前は駄目なんだ…』という発言がありこの時だけは「あぁ…やっぱり先輩も俺の事見下してんだな・・」とつらい気持ちになった事をはっきり記憶しています。
そしてどのくらい時間が経過した頃でしょうか?見覚えのある風景…自宅アパートのすぐ前まできた時『車に酔った…お前んトコで少し休ませてくれ』と言って田所先輩まで一緒に自分とタクシーを降りてしまいました。
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