[11719] 妻が・・ MYS 投稿日:2006/07/25 (火) 17:39
単身赴任してもう4年目を迎える。
妻は、42歳。子供は、女の子一人・・
今、流行りの自宅の1階を改造して小さなレストラン(といってもメニューはあまりない・・)を開い
たのが2年前になる。街のレストランや蕎麦屋でパートしていた知識を生かしたい・・
自分としては、2、3ヶ月でだめになるだろうと思っていたが、なかなかしぶとくやっているようである。
週末や、連休に帰宅すると、どうも「夜」の方がうまくいかない・・
「疲れてるとか」「気分が乗らない・・」とか・・
自分としても、遠く離れてそれなりに楽しんでいるからいいものの・・なんとなく雰囲気がおかしい
感じがしたのが、この半年前くらい。。
店の営業は、昼食時と夕刻から10時頃迄・・アルコールもそれなりに置いてある。
半年前位になんとなくおかしいと思い、本社に用事があったせいもあり、連絡しないで帰宅することに
なった。時間も、10時過ぎ・・外は、土砂降りの、バケツを上からこぼしたような雨の日であった。
自分の車の駐車場は、客用になっており、4,5台入る、借りている駐車場から少し歩かなければならない・・雨が小ぶりになるのを待って、携帯電話から妻に掛けようとしたとき、遠目ではあるが斜め向か
いの自宅のドアが開いた。
妻は笠を差し、後からかがむように男が出てきた・・
二人で寄り添うように、小走りに車に向かう。
ここからは、客の車が見えない・・
雨が、降っていたので車まで送っていったのだろうと考え、しばらく見ていると車のヘッドライトが付き
遠ざかって行った。妻は、その後戻った様子がない・・・
2,30分も待っただろうか・・雨も小ぶりになったので自宅に向かう・・
もう、11時も回っていた。
そっと自宅に入り、さっきまでのレストランを覗く・・きれいに片付いている。
2階の居間で、TVに夢中になっている娘に妻がどこに行ったか?聞く・・
わからない・・とのこと。
無性に胸騒ぎがする。嫉妬にかられた自分がいたことを今でも覚えている。
12時を廻って、やや1時に近い時間に帰ってきた。
自分が帰っていることに気が付き、ちょっと冷静さを保っているようで、目がこちらを向かない・・
自分の性格的には、あまり根に持たない方だけどこの件だけはと思い、問い詰める。
「客との付き合いは仕方ないこと」「店をやっていくには、付き合いも仕方ないこと」言い訳が並ぶ。
これ以上の諍いの結果は、最終的には行くところまで行くようになる。
ここは、妻の言い訳に徹して、様子を見ることに自分自身のかねてから思っていた「妻を他人に・・」
の妄想が現実になったことへの気持ちが揺らいだ。
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