[14927] MAKO・2 NWAチャンピオン 投稿日:2006/11/23 (木) 21:50
麻子のカバンを開けてシステム手帳を見てみると仕事のスケジュールで一杯でした。
次の金曜日に「Pホテル、A百貨店・山田部長と会食」というアポを見つけると胸騒ぎがしました。
ホテル・・?2人で・・?携帯を手に取りメールを見てみました。すると、その山田という男からの
メールがありました。「金曜日、楽しみにしてるよ!」というような内容でした。
楽しみ・・?食事が・・?それとも・・私は鼓動が高鳴りました。麻子が風呂から上がる音が聞こえたので
あわててカバンを元に戻しました。
「あなた、まだ起きてたの?」
「明日、土曜日だし・・麻子が遅かったし・・」
「心配してくれたの・・あ!今日のミニスカートが気になったの?」
麻子は私に抱きつき
「大丈夫!何もないわよ!脚を見せてサービスしたお陰で契約に大きく前進したわ!」
「でも・・ホステスじゃないんだし・・そんなサービスしなくても・・」
「私達のマイナー会社が契約取るには人間関係が重要なの!お願い分かって・・」
接待される側は、相手の女性がミニスカでセクシーの方がうれしいに決まってます。私も接待されるなら
その方が楽しいです。しかし、自分の妻が他の男に欲望の目で見られるのがやはり悔しく思いました。
麻子は甘えながら抱き付いてきたのでそれ以上何も言えませんでした。
しかし、Pホテルの会食が気になったので
「今度の金曜日、映画でも行かない?」と言うと
「ごめんなさい・・その日取引先と会食なの・・」
「そうか・・どこで・・?」
「あ・・会社近くのレストランで数人で・・」
麻子がウソをついた・・どうして・・
6月末の事でした・・
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