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見知らぬ土地だからこそ・・妻は (鈴)

[15277] 見知らぬ土地だからこそ・・妻は 鈴 投稿日:2006/12/08 (金) 10:28
一昨年春、ある地方都市へと赴任しました。
こどもは赴任同時に全寮制の進学校に入学、赴任地には私と妻だけが行くことなりました。
2年の短期の赴任ですから単身でもよかったのですが、子供も居ない家で妻一人では嫌だというので一緒に住むことになりました。
仕事は新工場のシステム稼動とラインをまかされました。私41歳妻39歳です。
妻の浮気と私の嫉妬興奮黙認の話です。

妻とは学生時代の先輩後輩の中、妻の卒業後暫くで結婚しました。
妻背は高め、細身、どちらかと言うと清楚な感じです。細身というより痩せぎすな感じかもしれません。
新鮮な海の幸と日本酒が美味しい地域ですから、料理好きの妻には幸いだったかもしれません。
ただ見知らぬ土地、そして知り合いがいない土地、また私が思うに2年の期間という限られた時間ということが妻を浮気に
走らせた原因だと感じます。ドロドロとした関係が続かない期限付きだからかもしれません。
でも浮気するような妻だとは思いもよりませんでした。
また私が黙認しているのは心の奥底にあった妻を誰かに抱かせたいという思いがあったからでしょう。

まだ田畑の残る郊外の一軒家、古い建物ですが昔の農家の創りが残る家です。
持ち主は都会へ出て、そこを格安(都会ではありえない値)借りれました。土地付きの一戸建て敷地もそこそこ広いものです。
入居までは掃除などが大変でしたが、夫婦二人では広すぎる家です。

私はそこでの勤務と隣の県にある支社を忙しく行き来する日々でした。支社に行くと時々その地で泊まる事もありました。
今までなかったことが起り始めました。それは赴任して8ヶ月くらいたったころでした。
妻が私の行動を確認するようなメールや電話が時々入りだすようになりました。
さり気なさをよそいながら
「明日朝家に一度戻るでしょ?」
「前に買ってきたアレ(魚の干物など)をまた買って来て」
「あまりそちらでお酒飲まないように」
「今度ネットで入れたホテルどう?」
そんな感じです。毎回ではないですが以前にはなかったことです。

夏既に熱い朝、私は支社から家に戻り出勤前にシャワーを浴びました。
洗濯機に下着を放り込もうとすると赤い紐が目に付きました。タオルに包まれた感じですが、すぐ下着だとわかりました。
それは以前妻に冗談で買った下着で見覚えがありました。他にも一枚、またもう一枚他のものに混じって3枚の下着がありました。
いくら夏までも3枚は多いのではと思いました。毎日洗濯を欠かせない妻です。
なんとなく嫌な感じに襲われます。

支社へ行っていると夕方妻からメールが入りました。
他愛のないメールです。妻には明日の朝に家に戻ると伝えます。泊まりになるということです。
支社の人間と遅めの夕食をとり、いつもなら酒場へと流れますが、その日は酒場でもお酒は飲みません。
もちろん支社の人間にはどうしても帰って、朝早めに仕事をしなければならないと伝えてあります。
夜9時過ぎに自宅近所へとつきました。車で家の敷地へ直接入らず、近くの空き地へと停めます。
馬鹿なことをしてるなと思いつつもしかしてという思いもありました。
敷地に一応隠されるように停められた一台の車、焦りに包まれます。
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