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妻のいとこ (ハンディカムマン)

[8777] 妻のいとこ ハンディカムマン 投稿日:2006/01/30 (月) 03:01
 妻は7つ年上で35歳です。相当な美人です。だから年の差を乗り越えて結婚したのです。なのに…

 今私たちはふたりで埼玉に住んでいます。妻の田舎は福島です。正月、盆、回忌などの行事にはそこへ行きます。たいてい1、2泊してきます。そこで妻といとこの情事を見ました。ふたりともずいぶんと慣れている感じがしました。昔からの恋人みたいな感じです。長いことこんなことやってたんでしょう。

 初めてふたりの情事を「聴いた」のは3年以上前です。恐ろしいことに結婚して間もなくです。『別れる』…当時そう強く思って友人に相談しました。友人は「現場に踏み込んだときに写真とっておけば向こうもあっさり離婚に応じると思うよ」と言いました。ようし、と使い捨てカメラを買おうとしたときに『カメラを取り上げられはしないだろうか』と考えました。そんなこと実際はなさそうだけれども。

 そうして買ったのがハンディカムです。とても高かったけど、暗視モード付きです。秋葉原で小型カメラ買おうと思ったけど、暗闇でもばっちり撮れるか分からなかったのでハンディカムにしました。あいつら電気を薄明かりにするので、暗視モード付きじゃないといけません。ハンディカムを買ったときは興奮しました。はやく福島に行きたくて仕方なかったです。
 ハンディカムはそれ以外で結構活躍しました。友人の結婚式や近所の方とのバーベキュー。実はずっと後でこの近所の方ととても深い仲になるわけなのですが、それはまた別に。

 福島に行く日が来ました。買ってから半年以上も経ってしまいました。ずっと私は何も知らない素振りをし続けていました。日々の生活で変わらずに私を愛し続けてくれる妻。恐ろしい化物です。だんだん許したくなってきます。そうしているうちに妻といとこの情事のことを想像しながらオナニーするようになりました。妻は土日出勤の仕事なので、そのときにします。セックスしてるときもそのことを想像します。すごく、興奮します。私は、もはやその想像なしでは生きていけない体になってしまっていました。

 福島に着きました。本家なので、古いですがとてもでかい家です。妻の実家は庭に先祖代々の墓と畑がある、昔からの地主です。昼間から皆と浴びるように酒を呑み、夜まで寝ます。そしてまた夜呑みまくるのがここでの常です。この日もそうでした。たくさんの親戚が集まり、子どもらも含めると総勢20名以上になります。妻といとこはいつも通り並びで座ります。この野郎。

 昼の呑みが終わりはじめ、人数もまばらになってきました。私は便所に行くと部屋を出ました。旅行カバンからハンディカムを取り出して埃くさい物置部屋へ向かいました。その部屋は延びた外廊下の突き当たりにあり、途中に便所があります。そう、以前「聴いた」ときも夜中のくそ寒い中便所へ行ったときのことでした。声がする物置部屋に恐る恐る耳を立てると、みたいな。
 ダンボールやらが雑然と積み並ぶ物置部屋は6畳程度で、不自然な空間が部屋中央にありました。ここに布団でも敷くのでしょうか。とんでもないやつらです。私は天袋から見下ろす角度でハンディカムをセットしました。リモコンで録画ボタンを押すと目張りしたスピーカから「ピ」というわずかな音がなりました。『これならいける』という確信を得ました。すごく、興奮しました。
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