[1753] 空想と現実3 LIMEMINT 投稿日:2004/04/22(Thu) 20:52
確かに今考えると、妻も告白のきっかけを捜していたのかも知れません。
妻は即座に「佐々木君と一緒だったの…」
佐々木君!彼は妻と同じ職場で、しかも最近結婚したばかりでした。
「佐々木君とはキスだけだで…、それ以上の事は何も無いから…」
私はそれが嘘だと直ぐに気付きました、同様を隠せない妻に「本当は………?」、「怒らないから正直に話して」、妻は暫く考えた末、話し始めました。
「去年、旅行が有ったでしょ…その時ね、二次会も終わったから貴方に電話しようとロビーに行ったの」、「そしたら偶然にも彼がロビーに来たのね、始めは他愛も無い話しをしていたんだけど…」
うん、それで?「何となくキスする事になっちゃって…」
お互い何年も前から好意をよせていたらしく、もうそうなると体を理性で抑える事が出来なくなってしまい、いつ誰が入ってくるかも知れないトイレに入ったそうです。
その事実を知った夜は、皆様の想像通り、殺伐とした時間だけが過ぎました。
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