[6638] 買い言葉 2 赤とんぼ 投稿日:2005/08/21 (日) 16:49
まさか、本当に成るとは、思いませんでした。
それから、1ヶ月くらいして、隣のご主人から、「二人で飲みに行きませんか。」と電話がありました。「いいですよ。」と、いいその夜2人で飲みに行ったのです。
最初、世間話をしていましたが、中盤に入ると、突然ご主人が、
「竹田さん、本当にいいんですか。私は願ってもないことなんですが、何しろ、私も嫌いじゃないですし、妻が身重の体なもんで、、、」
わたしは、最初、ご主人が何を言っているのか、わかりませんでした。
でも、話を聞いているうちに、妻との口喧嘩を思い出したのです。
「奥さんが、『うちの旦那が良いって、言っているし、私も伊藤さんにあこがれていて、抱かれてみたい』と、言われ、私も、きれいな奥さんだし、前から思っていたんです。いや、妻が妊娠しているから、言っているんじゃないんです。」
まさか、本当に成るとは、思いませんでした。あれは、妻と口喧嘩をしていて、売り言葉に買い言葉だったんですとは、言えませんでした。
「私も奥さんの言葉だけでは、信用できませんし、竹田さんが本当にいいのなら、私も妻を説得して、スワッピングなんかと思っているんです。でも、今は妊娠しているし、、」
私は、隣のご主人にそう言われると、隣りの奥さんを思い浮かべました。
そして、いつかは、隣りの奥さん、幸子さんを抱けると、思い
「そうですか。妻がそこまで言っているんなら、付き合ってあげてください。その代わり、私に内容を報告してほしいんです。」
「わかりました。それは約束しましょう。でも、私のほうは、妻が妊娠しているので、刺激を与えないように、しばらくは黙っていてほしいんです。」
「わかりました。私も約束します。」
と、言うことで、妻、裕子と隣のご主人、伊藤靖男が付き合うことになったのです。
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