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妻が私の手から… (ラミエル)

[12864] 妻が私の手から… ラミエル 投稿日:2006/09/11 (月) 22:53
みなさん初めまして。
突然ですが、9月から10月にかけて、地域や学校では運動会が盛んになりますよね。
これから書いていく話は、ちょうど1年程前…
住まいのある地域の運動会をきっかけに、始まった事です。

私は35歳、妻の和美は34歳、結婚12年目を迎え、中学生と小学生の子供がいます。
現在の住まいには6年前に引っ越してきました。
都内に勤める私が一時間弱で通勤できる郊外、10年程前から分譲を開始している住宅地に家を買いました。
300世帯くらいが住んでいるのですが、今時珍しく近所付き合いが盛んで、地域での行事を頻繁に開催します。
他県から移り住んで来た人が多く、若い夫婦から老夫婦の二人暮らしなど年齢層が広い事もあり、繋がりを求める気持ちが強く、なにか下町的な雰囲気を出している地区です。

昨年の春までは、何という事もなく暮らしてきました。
長男が小学6年になり、地区の少年サッカーに入っていた関係で、監督をしていた方から、地区の体育協議会の責任者に就く事を頼まれたのです。
地区のいくつかある役職の一つなのですが、いずれ何かをやらされるのなら、私自身若い頃スポーツバカだった事もあり、わかりやすいその役を引き受けたのです。
そして昨年の9月、近隣の地区と合同で開催する運動会の責任者となってしまいました。
自分の地区内での会合、近隣地区との会合と、一ヵ月の間に毎週2、3回は駆り出されます。
ちょうどその頃、仕事の方でも忙しくなってしまい、何回かは妻に代理出席をさせました。

運動会は無事に終わり、その翌週の土曜日でした。
慰労会が近くの居酒屋で開催されたのです。
地区の役員が20人くらい集まったでしょうか。
ご夫婦での参加が多く、私も妻と参加しました。
運動会の責任者であった私をみなさんが労ってくれ、調子に乗ってだいぶ飲まされていました。
一次会がお開きになると、夫婦連れの参加者はみんな帰ってしまいます。
もともと酒の弱い私はベロベロの一歩手前くらいで、妻からも帰ろうと促されていたのですが…
主役は最後までつきあわないと、という強引な役員達に説得され、二次会にも赴く事になったのです。
地区会長の行きつけのカラオケスナックでした。
参加者は会長と他4人の男性、みんな40代から60代といった年令の中年です。
紅一点となってしまった妻は、デュエットをせがまれたりしながら、それでも和やかに飲んでいました。
さらに飲まされてしまった私はほぼグロッキー状態、眠気も襲ってきてソファーにもたれ掛かり、目をわずかに開けているのがやっとの状態でした。
私が眠ってしまったと思った中年達は、妻に対して少し大胆な行動を取るようになってきます。
会長は、妻を私の隣から自分の隣へと呼び寄せました。
それぞれが順番待ちのように妻とのデュエットをリクエストし、歌に合わせて腕を絡めたり、肩を抱いたりとやりたい放題になってきていました。
わりと真面目なタイプの妻は拒絶するかと思ったのですが、酔いのせいでしょうか、中年達のボディタッチにもニコニコしながら対応し、軽く流しているという印象がありました。
一通りデュエットを終えると、会長は隣に座る妻の肩に手を回しながら、妻に私たちの性生活を訊ね、それをネタにしながら卑猥なジョークに華を咲かせていました。
その頃にはいよいよ私の酔いもまわりきり、眠気と酔いで意識は朦朧…そのへんから記憶もほとんど無いのですが…
翌日お昼過ぎ…二日酔いで頭痛に襲われながら思い出すと…
なぜか一人でタクシーに乗っていた私…
カギを何度も落としながら、なんとか家のドアを開けて入った場面…
ベッドに倒れこんだ時に見た時計の針は、0時を回っていた…
私は前夜、確かに一人で帰宅しました。

キッチンに降りると、妻は昼食を作っていました。
前夜の話を聞いても、笑顔であしらわれるばかり。
それからしばらくして、真実を知る事になりました…
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