[763] すれ違い2 弧九 投稿日:2003/10/10(Fri) 10:30
『咥えろよ』再び男が言った。強い口調だった。
妻も男の正体を悟ったのか、男の言う通りに口を開いた。
待ち構えていた男は、妻の顔を引き寄せて強引に腰を振った。
拷問さながらの口腔性交が続いた。妻は喉を突かれて何度も嘔吐し
そうになっていた。
男は妻の前夫だった。男はギャンブルで多額の借金を積み重ね、あ
げくの果てに傷害事件を起こし服役していた。自らが招いた離婚で
あったはずだった。
妻の再婚を聞きつけた男は、私達に金をせびろうと何度か電話をか
けてきていた。払う理由もなく、毅然とした態度で彼の要求を拒ん
でいた。
そんな矢先、男は実力行使を仕掛けてきたのだ。短絡的な暴挙にな
す術もなく、私は粘着テープで体の自由を奪われ、眼前で妻を犯さ
れている…。
男に散々陵辱された妻の顔は、汗と涙と唾液でぐちゃぐちゃになり
腫れ上がった唇が震えていた。
男は妻を再び仰向けにして、股間に顔を埋めた。何もかも悟った妻
は抵抗する気力も失せたのか、両脚を無防備に広げていた。
昔の記憶を覚醒させるように、男は知り尽くした妻の部分を執拗に
責め始めた。
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