[20392] 背徳6 ゆうじ 投稿日:2007/05/31 (木) 17:36
妻は暫く潤んだ瞳を私に注いだ後、ようやくそろそろと右手を胸元へ運び、ひとつずつ、しかし確実にブラウスのボタンを外して行きます。
全てのボタンが外されると、妻は当然のようにブラウスを脱ぎ捨て、半開きのカーテンを全開にします。
その時、私は始めて妻を背後から抱きしめ、そのままの姿勢で貫くのです。
旅行から戻り、幾度こうして人目に触れそうな危険ともいえるセックスを繰り返してきたことでしょう。
私は、全裸を室外に晒して私に抱かれる妻に、生身の女体を感じてひどく満足しながら、しかし、ふとひとつの疑問が脳裏をよぎるのでした。
そして、その疑惑は日毎に大きく膨らみ、ついには自分ひとりの胸に閉まっておけずに妻へと告げていました。
(本当は、もっと、愛の裸をいろんな男に見られたと思っているのだろう?、いや、それだけでなく、僕だけでは物足りなくて、幾人もの男に犯されたいと考えているのだろう)
それでも、か細くいやいやをするだけの妻に、私はある日、ベッドの上で妻を抱きながら、
(今日、あるサイトに、お前の裸を掲載して、数人で犯して下さいとメッセージを送ったら、何十人もの応募があったよ。みんな愛とセックスしたがってるんだ。全員としてみるかい?)
と嘘の意地悪を言ってみました。
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