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作戦 1 (BAD 中年)

[3357] 作戦 1 BAD 中年 投稿日:2004/10/11(Mon) 13:17
40歳の会社員です。妻は38歳で化粧品の代理店を経営しており、子供はお互い仕事人間だったためか未だに居りません。
私と妻の夜の生活は今では1ヶ月に1~2回程度に昔と比べれば激減してしまいました。私の体力というか仕事上の付き合いなどで疲労感からくるのが原因です。そのため、刺激的なことでもなければその気になれません。
妻を抱いている最中に私は「3Pやスワッピングでもやってみないか?」とか「他の男に抱かれてみたくないか?」などの言葉を発する回数が頻繁になっていました。
勿論、妻の返答は『NO!』即答でした。
そんなある晩、いつものように妻は私の上に跨って快楽の中、私は「お前、今迄に1回でも浮気したことはないのか?過去のことなら責めないから言ってみてくれよ。」と、いつもとは別の問いかけをしてみました。
「えー・・・何?あるわけないでしょ!あったら貴方とエッチしないわよ!」と妻の答えでした。
当たり前といえば当たり前のような答えに私は半分ホッとした安心感と半分期待はずれの複雑な気持ちでした。
そんな何の変化もなく、どこの家庭でもあるような夫婦のコミュニケーションを繰り返していました。

そしてこの暑い日が続いた今年の夏の休日に私も妻もよく行き着けるスナックのバーベキューに誘われたのです。
かれこれ結婚してから直ぐに通い続けて10年くらいになるお店でマスターともママとも顔馴染みでしたので毎年誘われています。
そんな訳で今年も私たちは夫婦揃って出かけたのです。
その中で今年で2回目の参加という平田さんという35歳の独身男性が私たちの臨席に座ったのです。私は直接平田さんとは面識がなく去年も居たみたいなのですが記憶になかったのです。
しかし、妻は一人でお店に飲みに行ったりしていますので平田さんとは軽い飲み友達程度に会話する知人同士といった感じで、この時も会話をしていました。妻から紹介をされて私も平田さんに初対面の挨拶を交わしました。
宴も盛り上がってきた頃でした。妻がマスターとママの所に席を移動している時に平田さんが私の横まで寄って来てさりげなく話しかけてきたのです。最初は何気ない極普通の会話内容でしたけど、その内に平田さんも酔っており独身生活ということで内容が風俗などの下ネタ系の話題に変わっていきました。私も嫌いではありませんけど何しろあまり風俗店等には行きませんので所々話について行けない場面もありました。
すると平田さんはそんな私に気がついたのかどうか判りませんが「Mさん(私)はいいですよねー。だって僕みたいに風俗なんかに通わなくてもあんなに綺麗な奥さんが居るんですからね。それは僕だってあんな奥さんが家にいれば毎日イチャイチャしてしまいますよ。」と、話題を風俗から妻の話題に変わっていきました。
平田さんが店で妻に会って2回目くらいの時にカウンターで隣り同士になってお互いに一人でしたので何度か言葉を交わしながらの時のエピソードを話してくれたのです。
初めて妻に会った時はカウンターの端と端で会話なく店を後にしたみたいなのです。しかし、平田さんはこの時既に妻を見て綺麗な女性だったという印象を持ったといいます。でも、妻より先に店を出てしまってマスターやママに妻のことをきく事は出来なかったというのです。
それから1週間ぶりに店に顔を出した時にカウンターの真ん中に座る妻を確認すると「横に座ってもよろしいですか?」と、妻に尋ねたというのです。これが平田さんが初めて妻と話した第一声だったといいます。
この時カウンターには他に空いている席は一番端の席か妻の横の席しかなかったというのです。
「いつもの僕なら、あの時端っこに座っていましたけどあえて奥さんの横に座らせてもらったんですよ。なぜだかわかりますか?」と、私に問いかけてきました。
私は平田さんが妻を気に入ったことは理解できましたけど具体的には想像できませんでした。
困惑する私の顔を見て平田さんは「奥さんを口説きたかったからですよ。」と、いきなりとんでもない言葉を私にぶつけてきたのです。
ますます私は困惑してしまうと「大丈夫ですよ。思っただけで度胸がありませんでした。それに奥さんが帰った後でマスターに奥さんのことを聞いたら結婚していると言われたので結果オーライでしたよ。」と、夫である私に罪悪感の一つも感じていない様子で笑って語っていました。
私は何だか馬鹿にされているような気になったことは確かでした。しかし、もし本当にこの平田さんが妻を口説いていたら・・・?という気持ちも同時に湧いたのも事実でした。
そこで私はお酒の酔いも後押ししてか平田さんに思い切って「妻を口説いてみたら?私は知らない振りをしますから落とせたら平田さんの思い通りにしてくれていいですよ。」
平田さん 「口説き落とせたらやってもいいということですか?」
私    「無理矢理ではなければね。」
平田さん 「でも、失敗したら奥さんの前に顔を出せなくなりますよね。」
私    「・・・」(困)
平田さん 「それでも試してみますよ。」
私    「ただし、私が知っている事は内緒ですよ。」
平田さん 「はい。」
私    「妻との接触は逐一報告してくれますか?」
平田さん 「上手くいったらの話でしょ?」
私    「駄目だった時も教えてください。」
平田さん 「無理だとは思いますけどね。」
私    「極力、平田さんにチャンスとなる時間をつくります。」
平田さん 「わかりました。でも、本当にいいですね。」(真剣)
私    「酔うとスケベになりますよ。あいつは・・・」(笑)

二人とも酔っていた会話とは思えない時間でした。その内に妻が戻ってきたので私も平田さんも不自然な感じで知り合ったばかり同士の会話に戻したのです。

それから3日後にママから家に電話がありました。電話には偶然に私が出て用件をききました。
内容はこの前のバーベキューの時の写真が出来たから、都合がつけばまた来てね。との事でした。
私は、内容を妻に告げると「あらそう。だったら今度の休み前に一緒にいきましょうよ。」と、私に同行を求めてきました。私は「用事が入らなければな。」と、あいまいな返事をしておきました。
それにはある作戦がひらめいたからです。次の日に予め交換してあった平田さんの携帯電話にかけたのです。

長文になりましたので続きは次回ということで。
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