スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

作戦 3 (BAD 中年)

[3381] 作戦 3 BAD 中年 投稿日:2004/10/13(Wed) 20:40
妻はこの土曜日の夜8時半くらいに出かけていきました。私は雀荘に行くとは言いましたけど家で平田さんの連絡を待ちました。
このスナックは12時には閉店するのですがクビを長くして待っている私でしたが12時を周っても平田さんからの報告はありませんでした。
仕事の疲れからくる睡魔も襲ってきた12時半を少し過ぎた頃にメール音が鳴りました。
目を覚ますように携帯電話をとりました。
メールは平田さんではなく妻からでした。
【貴方、マージャンの調子はどうですか?私は気分ハイだからもう1軒行ってきますよ。いいですか?帰りは明日ですか?】
意味深な内容でした。
私は、きっと妻は平田さんと出かけたのだと確信しました。
それから私は妻に返信を【調子はいいよ。帰りは多分明日の昼頃だと思う。】と、返しました。

10分後くらいだったでしょうかとうとう平田さんから電話が入りました。
平田さん「僕ですけど、奥さんを口説く事は成功しましたけど予算的にホテル代が厳しいと言ったんです。」
私   「うん、それで。車の中でってこと?」
平田さん「それが奥さんは、”家に遊びに来ない!”って言うんですけど?」
私   「ここに・・・?あっそうか。私が留守だと思っているから。」
平田さん「みたいですけど、どうしましょうか?」
私   「いいよ。妻の言うとおりにして下さい。私がここを出ます。」
平田さん「いいんですか?」
私   「後で内容を教えてくれればね。」
平田さん「奥さん、かなり酔っていますから危ないですよ。」
私   「それを望んでいるわけだから気にしないでください。」
平田さん「実は、さっき奥さんからキスされました。しかもディープで・・・」
私   「・・・」
平田さん「すみません。もう、やめましょうか?」
私   「妻を抱きたくないんですか?」
平田さん「僕もキスされた時に服の上からですけど胸を触らせてもらいました。やりたいです。」
私   「とにかく、妻がその気なら後は任せます。」
平田さん「本当にすみません。」
私   「謝らなくてもいいですよ。とにかく連絡を待ってます。」
平田さん「わかりました。」

この電話の最中は妻2軒目の店の会計中にトイレに行っていたみたいでこの時しか平田さんは電話を私にかけれなかったと後にききました。

ということで私は二人がここに来るというので家を出ることにしました。
その時です。私はあることを思いつきました。それは二人の様子を盗み撮りしようということです。
幸い我が家には2台のビデオカメラがあるのです。(一つは懸賞で当たった物)
その2台のカメラをリビングと寝室に隠しセットしました。
即ち、ここからの事は平田さんすら知らない空間なのです。
カメラの中に映像が映ることを私は祈りながらセッティングしました。
そして家を出て向かいの公園の脇に車を停車して二人を待ちました。
ビデオは既に録画になっています。この時ほど待つ時間が長く感じたことはありませんでした。
私の期待通りに10分ほどで代行運転に連れられた二人が会計をして家に入って行きました。
妻は平田さんの手を握りながらのテンション」に私は少し嫉妬感をもちましたけど興奮が上回ったのが事実です。
後は平田さんの報告よりもビデオ撮影が上手く撮れていることを心の中で祈りました。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

このサイトについて

tsumaplay


1日に4話更新の予定です。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR