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作戦 4 (BAD 中年)

[3404] 作戦 4 BAD 中年 投稿日:2004/10/16(Sat) 22:42
妻と平田さんが我が家に入ってから1時間ほど経過しました。私はビデオが撮れていることを期待しながら待ちました。待っている間は何て表現していいのかわかりませんが見てもいないのに覗きでもしているかのような緊張感がありました。

2時間が経とうとした頃に私はいささか睡魔に襲われてしまいアクビの連発でした。このまま此処に居ては近所の人に見られて不自然に思われても困るということに気がつき、少し遠くに移動しようと思いました。そこで移動する前に何の連絡も平田さんから入らなかったので妻に何気ないメールを入れたのです。
【まだ飲んでいるのか?朝方には帰るかもしれないよ。お前は?】と、いう内容です。
そして車を移動させました。5分位して妻から返事が返ってきました。
【まだみんなで飲んでます。(マスター&ママも)早くて何時頃帰りますか?私もそれまでには帰るから。】
明らかに妻は嘘をついていました。
私は、結論に先走っていたと思います。その時既に4時前でしたから【7~8時頃かな?】と返信しました。

そのメールを返信して私は車の向きを変えて離れた場所に移動させました。
もう既に空は明るくなっていました。私も眠気には勝てずに車の中で眠ってしまいました。

喉の渇きと暑さで目を覚ましたのが日曜日になっての午前7時半でした。とりあえず喉を潤わすために自動販売機でジュースを飲み干しました。
車に戻って携帯の着信を見ると不在着信が2件入っていました。同時にメールも1件ありました。
着信の2件は平田さんでした。メールも同じく平田さんでした。
【やっちゃいましたよ。中に出してしまいましたけど大丈夫ですか?】のメッセージでした。
私は眠気も一気に覚めました。
メールの着信が最も遅い時間で5時40分でした。

私は慌てて家に戻りました。そっと玄関を開けると妻の履物は雑然としていましたが他には男物の靴はありませんでした。
平田さんは帰ったのだと確信して、まずリビングを覗きました。誰も居ません。
次に2階の寝室をそっと覗くと妻が裸で寝ていました。
私は裸のまま眠っている妻に声をかけました。
私 「おい!どうしたんだ?裸で・・・」
妻 「う~ん何?あー酔っ払って暑かったから・・・」
私 「風邪ひくぞ!」
妻 「貴方はいつ帰ったの?」
私 「今さっきだけど」
妻 「あっそう」

妻はまだ眠かったらしくそのまま寝てしまいました。
私はまずリビングのビデオを巻き戻して映っている映像を見ました。
確かに映っていた二人のやり取りはとてもショッキングでした。
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