スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

後戻りできない妻 4 (さざ波)

[4099] 後戻りできない妻 さざ波 投稿日:2005/01/03(Mon) 06:06
昨年の暮れは色々なことが有りすぎました。
私よりも妻にとって波乱の締めくくりでした。
暮れの29日、妻は友達との忘年会の帰りに1年半ほど前までつき合っていた前彼とお茶をする約束でした。
その日の3日前に娘とホームセンターに買い物に行ったときに喧嘩別れした前彼とばったり行き会ってしまったらしいのです。
妻は意地っ張りなところがあって好きで好きでどうしようもないほどの男なのに、お互いに悪い偶然が重なって自然に消滅したと言った別れかたでした。
それが偶然とはいえ1年半ぶりの再会です。
妻は子供もいることなので前彼に自分の携帯を教えてその場は離れたらしいです。
娘と帰ってくると妻は早速そのことを私に話して、「あの人とは運命なのかな・・・」などとぽつりと言っていました。
早速その晩前彼から妻の携帯へ電話が入りました。
次の日も次の日も、まるで1年半前に戻ったような前彼のあつあつぶりでした。
そして28日の夜、前彼との長い電話が終わると私の所へ来て聞いてきました。「明日忘年会の帰りに前彼とお茶してくるけど、いいでしょ・・?」
「うん・・僕はいいけど、でもお茶だけだよ・・・」
「決まっているじゃないそんなこと・・あたし良く考えたんだけどあの人に全然気持ちもないし、彼氏にばれたら怖いもの・・・」
「だからお茶だけ・もう二度と会わないってハッキリ言うから・・・」
私は妻の言葉を聞いて安心しました。
焼けぼっくい、では困るし、今の彼氏を入れての3画関係でこじれるのもいやでした。
私は妻に聞いてみました。「前彼には、今つき合っている人がいることは話したの?・・・」
妻は前彼に聞かれるままに、もちろんつき合っている好きな彼氏が居ること、その彼のことを思い出しているときが一番幸せなこと、セックスは一番相性がよいこと、前彼のやりたがっていたアナルをすでにあげてしまったこと、などを話したらしいです。
さすがにアナルをやらせてしまったことは信用しなかったようなので、苛め半分に、「だって旦那がビデオに撮って後で見たら16回気をやってたって話していたわ・・・」
そんな話をしたら前彼はかなり嫉妬していたらしいです。

妻は7時少し前に友人の車で忘年会へ出掛けました。
その出掛けがしら、「彼氏には忘年会行くって言ってあるから、あなたに電話が入ったら旨く言って置いてね、遅くても0時前には帰るから・・・」
しかし妻は0時を回っても帰ってきません。
0時半分過ぎても連絡が入りません。
まさか前彼に誘われてモーテルにでも入って今頃・・なんて妄想を膨らませては、嫌々、好きな男が居ると絶対に他の男には身を任せない妻だし、と言った葛藤で心中穏やかではありませんでした。
13時を少し回った頃、予期していた彼氏から私の携帯へ着信がありました。
私は忘年会へ言っている旨を伝えました。
彼氏は妻が0時前には家に居るから、と言われたが、携帯へ何度駆けても電源が切ってあって連絡が付かない、と言うことでした。
私は適当に話を合わせて帰ったら直ぐに電話を入れされる旨を伝えて切りました。
14時を回っても妻から連絡が入りません。私も掛けてみましたがやはり電源が切ってあります
15時になって彼氏からまた電話です。
あの後20分おきくらいに妻の携帯へかけ続けていたらしいのです。
今夜は忘年会。ましてや常日頃妻と愛し合った後、私が帰った後のベッドで妻を抱き寄せると「俺、E子の事が心配で心配でしようがないんだよ・・いい女で可愛いし、誰でもちょっかい出したくなるし・・・」
妻がやきもちを焼く彼氏の事を言っていたのを思いだしました。
凄くやきもち焼きだと言うことも聞いていました。

15時半ヤッと妻から電話が入りました。
妻の声はか細く元気がありません。
私に迎えに来てくれと言うことです。
場所を聞くとMと言うモーテルにいるので106号室迄迎えに来て欲しいと言うことでした。
声が心なしか震えています。
「前彼はそこにいるの?・・」と私が聴くと、先に帰ったというので「前彼と寝ちゃったの?・・」と聞くと、やられそうになったけれど寝てはいないらしく、ただ下着が破けてしまい、スカートはホックとジッパーが壊れて迎えに行かないと帰れない状態の様子でした。
私はなるべく早く行く事を告げ、それよりも彼氏が心配して何回も電話をよこしているから直ぐに電話を掛けるように言いました。
私は素早く用意をすると車で妻の居るモーテルに向かいました。
それでも家から30ぷんほどはかかります。
私は急ぎました。
途中また妻から電話です。
出ると妻の声に少し元気が出ています。
彼氏が迎えに来てくれるので来なくてもいいから、と言うことです。
家に帰ると慌ただしかった一日を振り返ります。そうすると自然に前彼に対する怒りが湧いてきました。
どういいように解釈しても前彼は妻との関係を力で復活させようとしたことは歴然でした。
恐らく40過ぎの男の理性をそこまで無力化させたのは、今の彼氏に対する嫉妬以外の何物でもないことは明らかでした。

妻から電話が入りました。
「どう?もう家に着くの・・・?」
「ううん・・まだ、それよりちょっとまって・今彼氏に変わるから・・・」
彼氏が変わります。
「あ、ご主人、今E子と一緒なんですけど、Mモーテルの向かいにあるTに居ます。」
彼氏は先程妻が前彼と入っていたMの斜め前にあるモーテルの名前を私に告げました。
「それで・・僕どうしても今夜E子を抱きたいのでこれからこちらへ来てもらえますか・・・」
彼氏は私との約束で妻を抱くときは必ず私を同席させる、と言う責任上妻に電話を掛けさせた訳なのです。
私は今夜の一部始終を見ていて、今夜は2人切りにさせてやろうと思いました。
2人切りの方が修復は早いだろうし、その方が妻の傷口も早く治るだろうと。
あの様子なら妻は絶対に前彼に躯を許してはいないと言う確信がありました。
男と女は裸で抱き合えばお互いの隙間を意図もたやすく埋め合うことが出来る、そう考えたからです。
そして後日妻からの報告では想像を絶する彼氏の激しい求めに目眩がする程の幸せに浸ったそうです。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

このサイトについて

tsumaplay


1日に4話更新の予定です。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR